●妊娠中期・後期に症例報告がありました
富士宮市の一人で悩まず相談できる薬局「あさひ薬局」です
【相談者】妊娠中のに使用するのに注意が必要な外用薬を教えてさい。
answer.
痛みや炎症を抑える成分のケトプロフェンを含む坐薬および注射薬は、
妊娠後期の女性の使用が「禁忌」となっていましたが、
ケトプロフェンのテープ(モーラス)では「慎重に使用するよう」に注意がされていました。
妊娠後期・中期 症例
妊娠後期に使用した妊婦の胎児において、心臓につながる胎児動脈管が収縮し、肺高血圧症などが起きた症例が4件報告された為、厚生労働省は2014年3月、妊娠後期に妊婦は使用しないよう、「禁忌」の項目されるようになりました。
ケトプロフェン以外の6つの非ステロイド抗炎症薬の外用薬についても「妊娠後期の女性に使用し、胎児動脈管収縮が起きたとの報告がある」
と記載され同様に注意が必要です。
妊娠中期の使用では、羊水が少なくなる羊水過小症が1件報告され、新たに妊娠中期の使用に関する注意喚起が追加されました。
ケトプロフェン以外で注意が必要な外用薬
成分 主な商品名
①インドメタシン
アコニップ・イドメシンコーワ・インテバン
②ジクロフェナク
ナボール・ボルタレン
③ピロシキカム
バキソ・フェルデン
④フルルビプロフェン
アドフィード・ステイバン
⑤ロキソプロフェン
ロキソニン
⑥イブプロフェンピコノール
ステデルム・ベシカム
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富士宮市朝日町にある「あさひ薬局は、
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